糖尿病や高脂血症は近年増加が著しく、これらの治療は循環器疾患の予防に欠かせません。
多くの患者さんが通院されており、良好な調節が得られています。脳梗塞後の患者さんは、再発予防には血圧の厳格な調節が最も重要です。消化器疾患や呼吸器疾患の患者さんには、症状の改善だけでなく、専門医の先生方と連携を取り癌の早期発見を心掛けています。
受診のタイミングは?
内科を受診するときのタイミンって?
このくらいは我慢しておいても大丈夫?と考えがちですが、
風邪、頭痛、めまい、悪心、嘔吐、胃痛、胃腸炎、咳、呼吸困難、アレルギー性疾患等の体調不良による症状がでたらまずは内科の受診をおすすめします。
『このくらいは大丈夫』と我慢することで症状が悪化したり、重大な病気が潜んでいることを見逃してしまうかもしれません。
早く受診しても『どうせ、様子を見ましょうと言われるでしょ』とお思いの患者様もたくさんいらっしゃいますが重大な病気を早く発見する事はとても大切なことです。
早期発見こそが早く治るための第一歩となるでしょう。
他にも、日頃の生活習慣を見直し、「生活習慣病」と呼ばれる高血圧、糖尿病、メタボ、骨粗鬆症などについても対応策となる適切な食事療法や運動等ののアドバイスをうけることで改善することもできます。
体調不良を放置すると不眠やうつ病などの精神疾患などを引き起こす原因ともなる可能性もあります。
また、症状によっては適切な専門診療科への紹介も可能です。
骨粗しょう症について
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、長年の生活習慣などにより骨の量が減り、骨の内部が「す」の入った状態のようにスカスカになり、骨折を起こしやすくなっている状態や骨折をおこしてしまった状態の事です。
人は18歳をピークに少しずつ骨の量が減少します。骨量の減少は、おもに骨の中のカルシウムの減少でもたらされるものです。
骨は絶えず活発な新陳代謝をしています。身体の細胞と同じで、たえず新しい骨に作り変えています。この時骨の元であるカルシウムの接種が不足したり、 骨を作るホルモンが不足してくると骨がスカスカになっていきます。
骨粗しょう症になる原因として、遺伝によるものや、食事の仕方によるもの、病気が原因となる等あり、避けられない原因もありますがまずは食生活などの生活習慣(偏食、運動不足、アルコール・ コーヒーの多飲、喫煙、日光照射不足)を見直して、できるだけ危険因子を取り除くように心がけましょう。